色々お酒予防はしてるけど、それでも次の日二日酔いになるという人は、食べ物選びもやってみてください!
飲酒前に摂取すると良い食べ物があります。
お酒と相性の良い食べ物、悪い食べ物を知って二日酔いとはもう“サヨナラ”しましょう。
こちらの記事では私Ms.ドリンの実体験を元に有力な情報だけをまとめてみました。
記事メニュー
飲酒前に食べる
一番の二日酔い予防は、飲みすぎないことです。しかしお酒を飲む前に、食物繊維や
ンパク質、ビタミンをを多く摂取することで、肝機能を高めてくれるのでお酒の酔い予防に効果的です。
キャベツ
キャベツには、食物繊維が豊富に含まれてます。食物繊維には、『水溶性』または『不溶性』のものがありますが、キャベツは『水溶性』の食物繊維が多く含まれており、この食物繊維は善玉菌を増やす効果があります。
良い成分を丸ごと吸収するためには、『キャベツの千切り』『酢キャベツ』など生で食べることをオススメします。
チーズ
チーズに多く含まれるタンパク質と脂質は、消化吸収されにくく胃に長時間止留まるので、その後に飲んだお酒の吸収も緩和されるということです。
乳製品に含まれるタンパク質は肝臓の働きを助けることで二日酔い予防になると言われています。
他にもヨーグルトも手軽に取れる乳製品なのでオススメです。なるべく飲酒前30分ぐらいに摂取しましょう。
ナッツ類
ビタミンの中でも特にビタインEは、肝機能に働きかけてくれるので摂取することで二日酔いになりずらくなります。
ナッツはビタミンEが豊富に含まれてるので飲酒前だけでなく、お酒のおつまみとしても率先して摂取すると良いです。
ナッツの中でもアーモンドは『ビタミンE』『食物繊維』共に一番豊富に含まれてるので、種類を選べる場合はアーモンドがオススメです。
ナッツ類 | ビタミンE | 食物繊維 |
アーモンド | 31.2mg | 10400mg |
ピスタチオ | 4.0mg | 9200mg |
ピーナッツ | 11.4mg | 7000mg |
マカデミアナッツ | 0.54mg | 6000mg |
※栄養素が豊富だからといって食べすぎると体に悪影響を及ぼす場合があるので、適量を決めて1日多くても25粒ぐらいを目安にしましょう。
飲酒中の食べ物の選び方
前菜
前菜を食べる時は、『食物繊維』『酢の物』を選んで食べましょう。
酢の物をオススメする理由は、お酢の主成分である『酢酸』がアルコールを胃で留まらせることで、少しづつ吸収させてアルコールを回りにくくするからです。お酢は美容にもとても良いので普段から意識して摂取すると良いですね。
特に摂取 | ・生キャベツ・枝豆・冷やしトマト・オニオンスライス・冷奴 |
サラダ | ・大根サラダ・海鮮サラダ |
酢の物 | ・もずく酢・メカブ酢・たこの酢の物・酢キャベツ |
漬物 | ・きゅうりなどの漬物・キムチ |
炒め物、煮物 | ・もやし炒め物・ひじき煮・きんぴらごぼう・しめサバ |
メイン
メイン料理はたんぱく質を摂取するようにしましょう!
タンパク質に含まれるビタミン類はアセトアルデヒドの分解を促して、肝臓の働きも助けるので欠かせません。
また、飲酒によって肝臓はダメージを受けやすくなるので、肝臓を保護するためにもオルチニンやタウリンを含む食材も一緒に摂取しましょう。
肉類 | ・鶏肉(唐揚げ、棒棒鶏など)・とんかつ |
魚介類 | ・タコ・イカ・ホタテ |
刺身 | ・カツオのたたき・サバやサンマの塩焼き |
焼き鳥塩味 | ・ささみ・レバー・軟骨・砂肝 |
ホルモン | ・ミノ・ハツ・センマイ |
卵料理 | ・だし巻き卵・温泉卵 |
とにかく肉類、魚類、野菜などタンパク質をまんべんなくとるのがコツです。
『でも考えながら食べるのが面倒くさい・・』という人は鍋料理にしましょう!(中の食材は要チェック)
野菜は煮てる分、生野菜より多く食べられるのと、
沢山の栄養素を一気に摂取することができるのでとてもオススメです。
※鍋物は煮詰まると、塩分濃度が高くなることがあるので塩分の取りすぎにならないように注意しましょう。
避けた方が良い食べ物
利尿作用の高いもの
利尿作用の高い食べ物はむくみ解消にはベストですが、お酒との相性は良くないので、避けた方が良いかもしれません。
(例)スイカ・アボガド・納豆(大豆類)・セロリ・とうもろこし・あさり
お酒も利尿作用が高いので、これらの食べ物を同時に摂取すると、気づかないうちに脱水症状になったり急性アルコール中毒になる危険性もあります。
辛いもの
カラシなどの辛いものは、体温を上げて血行を促進させますが、血が流れすぎて皮膚の炎症や蕁麻疹の原因にもなったりします。
少量なら問題ありませんが、食べ過ぎると胃腸にも負担をかけるので、飲酒中は控えた方が良いかもしれません。
まとめ
ご紹介した食べ物を意識して摂取することで、二日酔い予防だけでなく体にとって必要な栄養素も自然に取れるので、普段食生活が乱れてる人にもオススメできます。
基本お酒は適量を守り、自分に合った飲み方をすることがマストですが、何を食べるかで体の反応も全く変わってきます。
二日酔いがなかなか改善されない方はぜひ参考にしてみてください。
自分のお酒の適量がわからない方↓
参照
参考サイト:
EPARK『これでOK!二日酔い予防法 薬、栄養ドリンク、食べ物を選ぶコツ』
https://epark.jp/medicalook/hangover-prevention/(2020年10月20日観覧)
macaroni『(医師監修)二日酔いの緩和につながる食べ物・飲み物・レシピ』
https://macaro-ni.jp/15899(2020年11月28日観覧)
NUTS!!『ナッツの優れた栄養素比較ランキング』
https://food-drink.pintoru.com/nuts/nutrition-of-nuts/(2020年11月29日観覧)
土佐山マルシェ『生姜を飲んで二日酔いの吐き気を改善!生姜の効き目とは。』
https://yumesanchi.net/?mode=f11(2020年11月29日観覧)
ABCcookingstudio35『肝臓をいたわるお酒の飲み方』
https://www.abc-cooking.co.jp/plus/feature/201812labo/(2020年11月29日観覧)
お天気レシピカレンダー『むくみを予防する食べ物』
https://www.bioweather.net/recipe/0806n/0806n_index_m.htm(2020年11月29日観覧)
参考文献:
藤田紘一郎『「腸」が喜ぶお酒の飲み方』,日本実業出版社,2019,PP147-154,PP181-182
ご質問・ご感想